業務内容
提供内容BUSINESS
- 港湾施設防食工事
- 防食工事設計・施工・施工管理
- 潜水調査全般
- 現場鋼材溶接工・切断工(海上部及び海中部)
株式会社シープロテックでは、全国の港湾施設の防食工事を主要業務としております。
また、防食工事設計・施工・施工管理、潜水調査全般、海上部および海中部における現場鋼材溶接・切断も対応可能です。
案件実績も多数ございますので、安心してお任せください。
施工事例、施工実績は以下をご覧ください。
防食工施工および施工管理WORKS
■ 港湾構造物の被覆防食法
港湾構造物に適用される被覆防食法は、被覆防食材料の種類によって、5種類に大別される。
(1)塗装、(2)有機被覆、(3)ペトロラタム被覆、(4)無機被覆、(5)金属被覆
被覆防食法は、鋼材表面を各種被覆材料により腐食の環境因子から遮断して防食する方法である。
■ 施工例:ペトロラタム被覆+FRP保護カバー(鋼矢板)
ペトロラタム被覆は、原油から減圧蒸留により分離された石油ワックスの一種であるペトロラタム系の防食材料により鋼材を被覆する方法である。
被覆した防食材を波浪や漂流物の衝突などの外力から守り、長期の耐久性を確保する目的のため、保護カバーを取り付ける。
※弊社では、被覆防食の提案、設計、施工、施工管理までを行っております。
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- 施工前(鋼矢板)
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- 施工後(鋼矢板)
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- 施工状況(鋼管矢板)
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- 施工状況(鋼管矢板)
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- 施工状況(鋼管矢板)
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- 施工後(鋼管矢板)
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- 施工状況(鋼矢板)
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- 施工後(鋼矢板)
■ 港湾構造物の電気防食工
港湾構造物に適用される電気防食法は、2つの方式に大別される。
(1)流電陽極方式、(2)外部電源方式
いずれの方式を選択するかは、構造物の規模、環境、維持管理、経済性などで決定される。
港湾構造物の電気防食は、現在では高性能のアルミニウム合金陽極を使用した維持管理の容易な流電陽極方式が主流となっている。
流電陽極方式は、電気防食用の陽極と鋼材(鋼矢板、鋼管矢板、鋼管杭)間に生じる電位差によって流れる電流により防食する方式である。
施工は、陽極(心金部または、取付金具)を鋼材に直接水中溶接して取り付けている。
※弊社では、電気防食・流電陽極方式の設計、施工、施工管理までを行っております。
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- 施工状況(水中溶接取付)
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- 施工状況(水中溶接取付)
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- 施工状況(水中溶接取付)
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- 施工後
■ 港湾施設の潜水調査
▼外観目視調査
鋼矢板、鋼管杭等の現況について、潜水士により外観目視を行い、腐食状況を調査する。
▼鋼材の現有肉厚測定
鋼材の現有肉厚を超音波厚み計を使用して測定する。
▼調査報告書作成
調査結果(外観目視、現有肉厚測定)を基に補修・防食対策の提案、対策方法の選定、対策費用の算出まで調査報告書としてまとめます。
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- 外観目視調査(鋼矢板)
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- 外観目視調査(鋼管杭)
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- 鋼材の現有肉厚測定(鋼矢板)
施工実績RESULTS
■ 防食工事
施工時期 | 工種 | 工法 | 数量 | 場所 |
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2013年1月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼管杭) | 96個 | 和歌山県 |
2013年1月~2月 | 被覆防食工 | ペトロラタム被覆(鋼矢板) | 147㎡ | 福井県 |
電気防食工 | 流電陽極方式(鋼矢板) | 16個 | ||
鋼矢板補修工 | 水中被覆アーク溶接(鋼矢板) | 155m | ||
2013年3月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼管杭・鋼矢板) | 100個 | 和歌山県 |
2013年3月 | 被覆防食工 | ペトロラタム被覆(鋼管杭) | 35㎡ | 和歌山県 |
2013年5月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼矢板) | 50個 | 兵庫県 |
2013年7月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼管杭) | 20個 | 和歌山県 |
2013年8月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼管杭) | 18個 | 和歌山県 |
2013年9月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼管杭) | 30個 | 和歌山県 |
2013年10月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼管杭) | 26個 | 兵庫県 |
2013年9月~12月 | 被覆防食工 | ペトロラタム被覆(鋼矢板) | 310㎡ | 福井県 |
電気防食工 | 流電陽極方式(鋼矢板) | 30個 | ||
鋼矢板補修工 | 水中被覆アーク溶接(鋼矢板) | 260m | ||
2014年1月~6月 | 被覆防食工 | ペトロラタム被覆(鋼矢板・鋼管矢板・鋼管杭) | 446㎡ | 鹿児島県 |
電気防食工 | 流電陽極方式(鋼管矢板・鋼管杭) | 119個 | ||
鋼材切断 | ガス切断、水中酸素アーク切断 | 331m | ||
鋼材溶接 | 水中被覆アーク溶接) | 95m | ||
2014年2月 | 被覆防食工 | ペトロラタム被覆(鋼矢板) | 111㎡ | 宮崎県 |
電気防食工 | 流電陽極方式(鋼矢板) | 11個 | ||
2014年3月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼板セル) | 115個 | 広島県 |
2014年3月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼管杭) | 20個 | 大阪府 |
2014年5月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼矢板) | 84個 | 和歌山県 |
2014年6月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼管杭) | 33個 | 兵庫県 |
2014年5月~8月 | 被覆防食工 | ペトロラタム被覆(鋼矢板) | 412㎡ | 大分県 |
鋼板溶接 | 水中被覆アーク溶接(鋼矢板) | 245m | ||
2014年9月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼矢板) | 301個 | 愛知県 |
2014年10月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼管杭) | 8個 | 兵庫県 |
2014年8月~12月 | 被覆防食工 | ペトロラタム被覆(鋼矢板) | 571㎡ | 福井県 |
電気防食工 | 流電陽極方式(鋼矢板) | 77個 | ||
2014年11月~2015年5月 | 被覆防食工 | ペトロラタム被覆(鋼矢板) | 880㎡ | 兵庫県 |
電気防食工 | 流電陽極方式(鋼矢板) | 180個 | ||
鋼板溶接 | 水中被覆アーク溶接 | 1,772m | ||
2015年3月 | 電気防食工 | 流電陽極方式(鋼管杭) | 34個 | 和歌山県 |
■ その他工事、調査および防食設計業務
施工時期 | 工種 | 工法 | 数量 | 場所 |
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2013年2月 | 係船柱取替 | 係船柱15t既設撤去・取付 | 4箇所 | 兵庫県 |
2013年4月 | 防舷材取付 | あと施工アンカー(桟橋) | 4箇所 | 岡山県 |
2013年5月 | 調査工 | 桟橋目視調査補助 | 1式 | 大阪府 |
2013年6月 | 調査工 | 桟橋防食調査(防食設計含む) | 1式 | 兵庫県 |
2015年3月 | 調査工 | 護岸鋼矢板調査(防食設計含む) | 1式 | 愛知県 |